<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?><feed xmlns="http://www.w3.org/2005/Atom" xml:lang="ja"><generator uri="https://jekyllrb.com/" version="3.10.0">Jekyll</generator><link href="https://houchi-unyo.com/feed.xml" rel="self" type="application/atom+xml" /><link href="https://houchi-unyo.com/" rel="alternate" type="text/html" hreflang="ja" /><updated>2026-08-18T22:00:35+09:00</updated><id>https://houchi-unyo.com/feed.xml</id><title type="html">放置される資産運用</title><subtitle>コードが読めない文系大学生が、AI(Claude)に設計も実装も運用も全部任せて 月1万円の自動売買システムを回す実弾記録。誇張なし、成績は勝ち負けそのまま公開。</subtitle><author><name>かねもちの人</name></author><entry><title type="html">運用2週間目: まだ何も買っていません(ゲート判定まであと2日)</title><link href="https://houchi-unyo.com/2026/08/17/week2.html" rel="alternate" type="text/html" title="運用2週間目: まだ何も買っていません(ゲート判定まであと2日)" /><published>2026-08-17T21:00:00+09:00</published><updated>2026-08-17T21:00:00+09:00</updated><id>https://houchi-unyo.com/2026/08/17/week2</id><content type="html" xml:base="https://houchi-unyo.com/2026/08/17/week2.html"><![CDATA[<p>全自動売買システム、2週間目の報告です(<a href="/2026/08/10/week1.html">1週間目の報告はこちら</a>)。結論から言うと、<strong>本命戦略は先週に引き続き、今週も一度も買っていません</strong>。地味ですみません。</p>

<h2 id="今週の成績仮想資金でのテスト運用">今週の成績(仮想資金でのテスト運用)</h2>

<table>
  <thead>
    <tr>
      <th>戦略</th>
      <th>判断</th>
      <th>評価額(1万円スタート)</th>
    </tr>
  </thead>
  <tbody>
    <tr>
      <td>本命(トレンドフォロー)</td>
      <td>ずっと現金待機</td>
      <td>10,000円(±0)</td>
    </tr>
    <tr>
      <td>比較用(シンプル版)</td>
      <td>ずっと現金待機</td>
      <td>10,000円(±0)</td>
    </tr>
    <tr>
      <td>ただ積立(ベンチマーク)</td>
      <td>初日に全額購入</td>
      <td>9,935円(-65円)</td>
    </tr>
  </tbody>
</table>

<p>先週は「ただ積立に負けている」と書きましたが、今週は逆転しています。ビットコインが下げ続けているので、初日に全額買ってしまったベンチマークがそのまま含み損を抱え、何も買わずに待っている本命戦略は無傷、という構図です。地味な戦略が地味なりに仕事をしている週、とも言えます。</p>

<h2 id="なぜ買わないのか先週と同じ理由です">なぜ買わないのか(先週と同じ理由です)</h2>

<p>本命戦略のルールは「価格が過去100日・150日・200日の平均線より上にあるときだけ買う」というものです(<a href="/2026/08/10/strategy.html">戦略の解説記事</a>)。今のビットコインは相変わらずこの3本の平均線すべての下にいます(むしろ平均線との差はやや広がりました)。だからシステムは今週も「買う場面ではない」と判断し続けました。</p>

<p>一応、裏で並走させているもう一つの改善候補(短い足も混ぜたバージョン)は反応がわずかに速く、今週2回だけ小さく買っています。ただしこちらもまだ検証期間中の候補で、本命に昇格させる予定は今のところありません。</p>

<h2 id="特記事項-ethも裏で並走開始ゲート判定は2日後">特記事項: ETHも裏で並走開始/ゲート判定は2日後</h2>

<p>今週から、ビットコインだけでなくイーサリアムでも同じ仕組みを裏で走らせ始めました。ただし今のところ結果を語れるほどの実績はないので、来週以降に成績が固まってきたら改めて報告します。</p>

<p>もう一つ。8月19日に、この仮想運用を実弾(本物のお金)に切り替えるかどうかの判定日が来ます。判定基準は主に「2週間、仮想運用が想定通りに動いたか」で、今のところ想定外の挙動は起きていません。AIによる自己レビュー(コードの弱点を洗い出す作業。<a href="/2026/08/10/red-team.html">実弾前に致命的バグが6件見つかった話</a>の続きです)もこの2週間でかなり丁寧にやっていたようで、見つかった不具合は全部その場で直したとのことです。ただし判定が通っても自動で切り替わるわけではなく、自分が最終確認して承認するまでは今の仮想運用のままです。切り替えるかどうかは来週以降、また正直に報告します。</p>

<h2 id="所感">所感</h2>

<p>正直、2週間何も買わないシステムを見ているのは退屈です。ただ、これは「暴落を避けるための保険料」だと最初から言われていたので、想定通りではあります。派手さがないのがこのシステムの売りなので、来週も何も起きなければそれはそれで良い報告として書きます。</p>

<hr />
<p><em>本記事は投資助言ではありません。詳細は<a href="/disclaimer">免責事項</a>をご覧ください。</em></p>]]></content><author><name>かねもちの人</name></author><summary type="html"><![CDATA[全自動売買システム、2週間目の報告です(1週間目の報告はこちら)。結論から言うと、本命戦略は先週に引き続き、今週も一度も買っていません。地味ですみません。]]></summary><media:thumbnail xmlns:media="http://search.yahoo.com/mrss/" url="https://houchi-unyo.com/assets/ogp.png" /><media:content medium="image" url="https://houchi-unyo.com/assets/ogp.png" xmlns:media="http://search.yahoo.com/mrss/" /></entry><entry><title type="html">「月利10%のAI自動売買」が統計的にありえない理由 — 電卓だけで見抜く方法</title><link href="https://houchi-unyo.com/2026/08/14/impossible-returns.html" rel="alternate" type="text/html" title="「月利10%のAI自動売買」が統計的にありえない理由 — 電卓だけで見抜く方法" /><published>2026-08-14T12:30:00+09:00</published><updated>2026-08-14T12:30:00+09:00</updated><id>https://houchi-unyo.com/2026/08/14/impossible-returns</id><content type="html" xml:base="https://houchi-unyo.com/2026/08/14/impossible-returns.html"><![CDATA[<p>私自身、AIに丸投げした自動売買システムを運用している側の人間です。だからこそ、SNSで流れてくる「月利10%のAI自動売買」「ほったらかしで資産倍増」の類いの広告が気になって仕方ありません。同じジャンルの看板を掲げているのに、書いてある数字の桁が違いすぎるからです。</p>

<p>結論から言うと、<strong>月利10%が続く商品は統計的に存在しません</strong>。そしてそれは、専門知識がなくても電卓ひとつで確認できます。</p>

<h2 id="まず電卓を叩く">まず電卓を叩く</h2>

<p>「月利10%」を素直に複利で回してみます。</p>

<ul>
  <li>1年: 1.1の12乗 = <strong>約3.14倍</strong>(年率+214%)</li>
  <li>10年: 1.1の120乗 = <strong>約9万2,700倍</strong></li>
</ul>

<p>つまり100万円を預けて10年放置すると、<strong>約927億円</strong>になる計算です。</p>

<p>比較対象を置きます。世界で最も有名な投資家であるバフェット氏の長期成績は年率約20%で、これを60年続けたことが「世界一」の根拠です。年率20%だと10年で約6.2倍。月利10%は、<strong>その世界一を1年目から10倍以上ぶっちぎる</strong>数字です。</p>

<p>ここで矛盾に気づきます。そんな手法を本当に持っている人は、10年で927億円になるのだから、<strong>あなたの3万円のツール代を必要としていません</strong>。手法を売る・会員を集めるという行動自体が、「その手法では稼げていない」ことの証明になっているわけです。</p>

<p>ちなみに控えめな「月利3%」ですら年率42%、10年で34倍です。月利という単位で語られた時点で、まず疑ってかかるのが正解です。</p>

<h2 id="aiだから可能は成立しない">「AIだから可能」は成立しない</h2>

<p>最近の広告は、ここに「AI」を足してきます。「AIが相場を予測するから人間には不可能な利回りが出せる」という理屈です。</p>

<p>AIで自動売買システムを<a href="/2026/08/14/howto-full-guide.html">実際に作った</a>立場から言うと、これは逆です。うちのAIに「必ず勝てるツールを作ってくれ」と頼んだら、返ってきた最初の答えが「<strong>必ず勝てるツールは存在しません。誠実な期待値はネット年率0〜10%です</strong>」でした。AIは市場の統計をよく知っているからこそ、儲け話をしないのです。</p>

<p>そもそもAIが本当に予測精度で優位を持つなら、その優位は巨額の資金を持つヘッジファンドが先に使い尽くします。世界最高峰のクオンツファンドですら、月利10%を何年も続けた公開実績はありません。「AI」という言葉は、中身を検証できない人に対する信用の飾りとして使われているだけです。</p>

<h2 id="実際の口座はどうなっているか">実際の口座はどうなっているか</h2>

<p>では現実の個人トレーダーの成績はどうか。うちのAIが<a href="/2026/08/10/strategy.html">戦略を作る</a>前に集めた、実口座ベースの統計があります。</p>

<ul>
  <li>フランスの金融規制当局が実際の口座14,799件を4年間追跡した調査: <strong>89%が損失</strong>。負けた人の平均損失は約1万ユーロ</li>
  <li>日本の金融先物取引業協会の四半期統計(2015〜2025年の44四半期): 平均で<strong>毎四半期55.5%の口座が資産を減らしている</strong></li>
  <li>台湾株式市場の全取引データを使った研究: デイトレーダーで手数料控除後に恒常的に利益を出せるのは<strong>1%未満</strong></li>
</ul>

<p>これは「下手な人」の統計ではなく、市場参加者ほぼ全体の統計です。大多数が負けている市場で、「買った人全員が月利10%」という商品が成立する余地はありません。</p>

<h2 id="詐欺以前に違法であることが多い">詐欺以前に、違法であることが多い</h2>

<p>もうひとつ知っておいて損がないのが法律の線です。私がこのブログや本を出す前に、AIにまず金融商品取引法の境界を調べさせました。</p>

<p>個別の売買タイミングを特定の人に有料で助言すること、会員制・クローズドな場での売買シグナル配信は、<strong>投資助言・代理業の登録なしにやると違法(懲役5年以下)</strong>です。「私のシグナル通りに売買すれば儲かります」系のサービスは、ほぼこの類型に入ります。</p>

<p>典型的な導線はこうです。SNSで儲かっている風の生活を見せる → 「無料で教えます、LINEに登録してください」→ クローズドなグループに誘導 → 有料ツールやシグナル配信、あるいは海外の無登録業者への入金。この先にあるのは、無登録営業か詐欺か、その両方です。特定の誰かの話ではなく、消費者庁や金融庁が繰り返し注意喚起している定型パターンです。</p>

<h2 id="じゃあ正当な期待値はいくつなのか">じゃあ正当な期待値はいくつなのか</h2>

<p>誇張のない数字を書いておきます。</p>

<ul>
  <li>全世界株式のインデックスに長期投資した場合の歴史的なリターンは、<strong>年率で数%〜せいぜい7%前後</strong></li>
  <li>うちの自動売買システムがAI自身に見積もらせた誠実な期待値は、<strong>ネット年率0〜10%</strong>。悪い年はマイナスもある</li>
</ul>

<p>「年率」です。月利ではありません。まともな運用の世界では、年10%出れば上出来という相場観がすべての前提です。月利10%という数字は、この世界の住人が絶対に口にしない単位なのです。</p>

<h2 id="自衛チェックリスト5項目">自衛チェックリスト5項目</h2>

<p>儲け話に触れたとき、この5つだけ確認してください。</p>

<ol>
  <li><strong>「月利」で語っていないか。</strong> まともな運用成績は年率で語られます</li>
  <li><strong>複利で10年計算してみる。</strong> 1.1の120乗のように電卓で伸ばして、資産が数百億円になるなら、その数字は嘘です</li>
  <li><strong>金融庁の登録を確認する。</strong> 有料の助言・シグナル配信には投資助言業の登録が必要です。金融庁のサイトで登録業者は検索できます</li>
  <li><strong>「必ず」「保証」が出てきたら即終了。</strong> 利益の断定的判断の提供は法律で禁止されています。守っていない時点で違法業者です</li>
  <li><strong>クローズドな場(LINEグループ・会員制サロン)へ誘導されたら降りる。</strong> 誰でも検証できる公開の場で成績を出せない理由を考えてください</li>
</ol>

<p>うちのシステムが<a href="/results/">フォワードテストの成績</a>を毎日GitHubに自動記録して公開しているのは、この5番の裏返しです。検証できない成績には、良くも悪くも意味がないからです。</p>

<hr />

<p>このシステムをAIに丸投げで作った一部始終(負けの統計、戦略選定、実弾投入前に見つかった致命的バグ6件まで)は、書籍『<a href="https://www.amazon.co.jp/dp/B0HDZRH2SD">AIに資産運用を丸投げしてみた</a>』(Kindle 500円・読み放題対象)にまとめてあります。</p>

<p><em>本記事は投資助言ではありません。詳細は<a href="/disclaimer">免責事項</a>をご覧ください。</em></p>]]></content><author><name>かねもちの人</name></author><summary type="html"><![CDATA[私自身、AIに丸投げした自動売買システムを運用している側の人間です。だからこそ、SNSで流れてくる「月利10%のAI自動売買」「ほったらかしで資産倍増」の類いの広告が気になって仕方ありません。同じジャンルの看板を掲げているのに、書いてある数字の桁が違いすぎるからです。]]></summary><media:thumbnail xmlns:media="http://search.yahoo.com/mrss/" url="https://houchi-unyo.com/assets/ogp.png" /><media:content medium="image" url="https://houchi-unyo.com/assets/ogp.png" xmlns:media="http://search.yahoo.com/mrss/" /></entry><entry><title type="html">プログラミングできない人がAI(Claude)に自動売買システムを作らせる方法 — 実際にやった手順の全部</title><link href="https://houchi-unyo.com/2026/08/14/howto-full-guide.html" rel="alternate" type="text/html" title="プログラミングできない人がAI(Claude)に自動売買システムを作らせる方法 — 実際にやった手順の全部" /><published>2026-08-14T12:00:00+09:00</published><updated>2026-08-14T12:00:00+09:00</updated><id>https://houchi-unyo.com/2026/08/14/howto-full-guide</id><content type="html" xml:base="https://houchi-unyo.com/2026/08/14/howto-full-guide.html"><![CDATA[<p>「AIに自動売買を作らせてみた」系の記事を検索すると、「勝率82%!」「2日で+10%!」みたいなタイトルがずらっと出てきます(その手の数字が統計的にありえない理由は<a href="/2026/08/14/impossible-returns.html">別記事</a>で電卓だけで検証しました)。この記事はその逆です。プログラミングができない文系大学生の私が、実際にAI(Claude)へ丸投げして自動売買システムを動かすまでにやったことを、誇張なしで全部書きます。ちなみにうちのシステムの想定リターンは<strong>年率0〜10%</strong>です。夢がなくてすみません。でも、これが誠実な数字です。</p>

<h2 id="必要なもの全部で月数千円">必要なもの(全部で月数千円)</h2>

<ul>
  <li><strong>Claude のサブスクリプション</strong>(Claude Code が使えるプラン)。ここが唯一の固定費です</li>
  <li><strong>国内暗号資産取引所の口座</strong>(無料)。株は月1万円だと単元の壁で無理、FXの自動売買APIは残高25万円の条件があり、少額でAPIが使えるのは消去法でここでした</li>
  <li><strong>GitHub アカウント</strong>(無料)。ボットはクラウド(GitHub Actions の無料枠)で毎朝勝手に動くので、自分のPCの電源は関係ありません</li>
  <li><strong>積立資金</strong>。いくらでもいいですが、<strong>全損しても生活に影響しない額</strong>であること。私は月1万円です</li>
</ul>

<p>プログラミング知識は要りません。私が証明です。forループが何かも知りません。</p>

<h2 id="丸投げのコツ5箇条">丸投げのコツ5箇条</h2>

<p>2週間やってみて分かった要点です。</p>

<p><strong>1. 目的と制約だけ伝えて、手段は縛らない。</strong> 私が最初に伝えたのは「月1万円」「完全放置したい」「全部任せる」だけです。これで業者選定から実装まで全部進みました。中途半端に手段を指定すると、AIの調査能力を殺します。</p>

<p><strong>2. 「誠実さの要求」だけは明示する。</strong> 私が言った中で一番効いたのは「期待値のみで動いてくれ」でした。この一言で、AIは儲け話ではなく統計の話をするモードになります。実際うちのAIは開幕で「必ず勝てるツールは存在しません」と釘を刺してきました。</p>

<p><strong>3. 検証を待ってから実弾を入れる。</strong> AIは「仮想資金で1〜2週間検証→少額の実弾」を提案してきます。従ってください。うちで見つかった6件のバグは、全部この検証期間中に見つかりました。</p>

<p><strong>4. 完成後に必ず「自分を攻撃させる」。</strong> これが一番大事かもしれません。「このシステムで実弾を運用したら何が壊れるか、遠慮なく全部挙げろ」と発注すると、AIは自分のコードを敵対的にレビューします。うちの場合、実弾初日に全財産を投げ売りするはずだったバグ(損益計算が口座の過去の入金履歴まで参照していた)がこれで見つかりました。見つかった6件の中身は<a href="/2026/08/10/red-team.html">敵対的レビューの実録記事</a>に書いています。</p>

<p><strong>5. リスクの上限は数字で固定させる。</strong> 「1回の発注は◯円まで」「◯%損したら停止」をコードに焼き込ませ、AI自身にも変更禁止を課します。AIは意外なほど素直に自分を縛ります。うちのAIは自分でルール集を起草して「私の権限はここまでにしてください」と言ってきました。</p>

<h2 id="そのまま使える依頼文テンプレート">そのまま使える依頼文テンプレート</h2>

<p>最初の一言はこれで足ります。</p>

<blockquote>
  <p>全自動の資産運用システムを作ってほしい。予算は月◯円(全損しても生活に影響しない額)。
業者も戦略も全部任せるが、条件が3つ。
(1) 期待値のみで判断し、誇張された儲け話は一切しないこと
(2) 金融庁登録のある国内業者だけを使うこと
(3) リスク上限を数字で決めてコードで強制し、検証に合格するまで実弾を入れないこと
まず徹底的に調査してから方針を提案して。聞きたいことがあれば聞いて。</p>
</blockquote>

<p>あとはAIが質問してきたこと(既存口座の有無、実行環境、資金の前提など)に答えるだけです。私の場合、依頼から約2時間で無人運用の骨格が動き始めました。</p>

<h2 id="やってはいけないこと3つ">やってはいけないこと3つ</h2>

<p><strong>検証前に実弾を入れる。</strong> AIが作るものは速いですが、速さと正しさは別物です。うちのシステムも、テストは全部通っているのに実弾を入れたら初日に壊れるバグを抱えていました。</p>

<p><strong>海外業者を使う。</strong> 私はXMTradingやMEXCの口座を持っていましたが、AIに「金融庁未登録の海外業者は出金トラブル・突然の日本人締め出しリスクがあるので土台にしない」と拒否されました。AIのほうが私より保守的でした。正しいと思います。</p>

<p><strong>「月利◯%保証」系の商材やシグナル配信に手を出す。</strong> そもそも個別の売買助言を有料で行うには投資助言業の登録が必要で、無登録なら違法(懲役5年以下)です。「LINEで教えます」の先にあるのは、ほぼ確実に違法地帯か詐欺です。</p>

<h2 id="期待値の正直な話">期待値の正直な話</h2>

<p>もう一度書きます。想定リターンは<strong>ネット年率0〜10%</strong>です。個人トレーダーの89%が4年で損失を出すという統計があり、生き残る側の共通点は「低頻度・低コスト・機械的」。うちの戦略(トレンドフォロー)の主な仕事はリターンを盛ることではなく、<strong>大暴落を回避すること</strong>です。実際、稼働からずっと「今は買う場面ではない」と現金待機を続けています(→ <a href="/2026/08/17/week2.html">最新の週次報告</a>)。地味です。この地味さに耐えられる人にだけ、おすすめします。</p>

<p>ここまでの経緯(初日に何が起きたか、6件のバグの中身、法律と税金の話まで)は1冊にまとめました。<a href="https://www.amazon.co.jp/dp/B0HDZRH2SD">『AIに資産運用を丸投げしてみた』</a>(Kindle 500円・読み放題対象)です。運用成績は引き続きこのブログで毎週公開します。</p>

<hr />
<p><em>本記事は投資助言ではありません。詳細は<a href="/disclaimer">免責事項</a>をご覧ください。</em></p>]]></content><author><name>かねもちの人</name></author><summary type="html"><![CDATA[「AIに自動売買を作らせてみた」系の記事を検索すると、「勝率82%!」「2日で+10%!」みたいなタイトルがずらっと出てきます(その手の数字が統計的にありえない理由は別記事で電卓だけで検証しました)。この記事はその逆です。プログラミングができない文系大学生の私が、実際にAI(Claude)へ丸投げして自動売買システムを動かすまでにやったことを、誇張なしで全部書きます。ちなみにうちのシステムの想定リターンは年率0〜10%です。夢がなくてすみません。でも、これが誠実な数字です。]]></summary><media:thumbnail xmlns:media="http://search.yahoo.com/mrss/" url="https://houchi-unyo.com/assets/ogp.png" /><media:content medium="image" url="https://houchi-unyo.com/assets/ogp.png" xmlns:media="http://search.yahoo.com/mrss/" /></entry><entry><title type="html">89%が負ける市場で、AIが選んだのは「ほぼ何もしない」戦略だった</title><link href="https://houchi-unyo.com/2026/08/10/strategy.html" rel="alternate" type="text/html" title="89%が負ける市場で、AIが選んだのは「ほぼ何もしない」戦略だった" /><published>2026-08-10T23:10:00+09:00</published><updated>2026-08-10T23:10:00+09:00</updated><id>https://houchi-unyo.com/2026/08/10/strategy</id><content type="html" xml:base="https://houchi-unyo.com/2026/08/10/strategy.html"><![CDATA[<p>うちの自動売買システム(<a href="/2026/08/05/start.html">プロジェクトの経緯はこの記事</a>)が具体的に何をやっているのか、AI が調査で集めた根拠と一緒に
まとめておきます。※ 特定の売買を推奨する記事ではありません。うちのシステムの記録です。</p>

<h2 id="出発点-個人トレーダーの89が負ける">出発点: 個人トレーダーの89%が負ける</h2>

<p>AI が戦略を決める前に最初にやったのは、勝ち方ではなく<strong>負け方の統計</strong>を調べることでした。</p>

<ul>
  <li>フランスの規制当局が実口座14,799件を4年間追跡した調査: <strong>89%が損失</strong></li>
  <li>日本の業界団体の四半期統計: 平均して<strong>口座の55%が四半期ごとに資産を減らしている</strong></li>
  <li>台湾の全取引データを使った研究: デイトレーダーで恒常的に利益を出せるのは<strong>1%未満</strong></li>
</ul>

<p>負ける側の共通点は「高頻度・裁量・高レバレッジ」。生き残る側は例外なく「低頻度・低コスト・機械的」。
なのでシステムはまず、負ける側の特徴を全部捨てるところから設計されています。</p>

<h2 id="実際のルール骨子">実際のルール(骨子)</h2>

<ol>
  <li><strong>買うのは上昇トレンドのときだけ</strong>: 価格が過去50/100/150/200日の移動平均線より上にあるほど
多く持つ。全部の線を下回ったら全部売って現金で待つ</li>
  <li><strong>相場が荒れたら持ち高を減らす</strong>: 変動率(ボラティリティ)が目標を超えた分だけ機械的に縮小</li>
  <li><strong>月1万円を入金して、上記に従って積み立てる</strong>。以上</li>
</ol>

<p>売買判断に人間もAIの「相場観」も介在しません。毎朝、数式が淡々と計算するだけです。</p>

<h2 id="この戦略の本当の仕事は大負けの回避">この戦略の本当の仕事は「大負けの回避」</h2>

<p>過去データでの検証結果(手数料込み)を一つだけ紹介します。ビットコインが<strong>1年で-84%</strong>になった
2018年を含む海外データ9年分で検証したところ:</p>

<ul>
  <li>ただ積立: 資産が最大 <strong>-84%</strong> まで溶けた期間あり</li>
  <li>このシステム: 最大 <strong>-35%</strong> で耐えた(暴落年単体では -19.5%)</li>
</ul>

<p>リターンを盛る魔法ではなく、<strong>破滅の年を消して複利を守る保険</strong>です。その代償として、
強い上昇相場ではただの積立に負けます(実際、<a href="/2026/08/10/week1.html">先週は負けました</a>)。</p>

<h2 id="誠実な期待値">誠実な期待値</h2>

<p>想定はネット年率0〜10%。月利数%を安定して出す方法は、少なくとも統計と学術研究の世界には
存在しませんでした(なぜ無理と言い切れるのかは<a href="/2026/08/14/impossible-returns.html">電卓だけで検証した別記事</a>に)。「AIで爆益」を期待してこのブログに来た方には申し訳ないのですが、
うちの AI はむしろ「爆益を狙う設計は統計的に破滅と同義」と言って拒否してきます。</p>

<hr />
<p><em>本記事は投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任で。詳細は<a href="/disclaimer">免責事項</a>をご覧ください。</em></p>]]></content><author><name>かねもちの人</name></author><summary type="html"><![CDATA[うちの自動売買システム(プロジェクトの経緯はこの記事)が具体的に何をやっているのか、AI が調査で集めた根拠と一緒に まとめておきます。※ 特定の売買を推奨する記事ではありません。うちのシステムの記録です。]]></summary><media:thumbnail xmlns:media="http://search.yahoo.com/mrss/" url="https://houchi-unyo.com/assets/ogp.png" /><media:content medium="image" url="https://houchi-unyo.com/assets/ogp.png" xmlns:media="http://search.yahoo.com/mrss/" /></entry><entry><title type="html">AIに「不労所得の実態」を調査させたら、夢も希望もなかった</title><link href="https://houchi-unyo.com/2026/08/10/passive-income-research.html" rel="alternate" type="text/html" title="AIに「不労所得の実態」を調査させたら、夢も希望もなかった" /><published>2026-08-10T23:05:00+09:00</published><updated>2026-08-10T23:05:00+09:00</updated><id>https://houchi-unyo.com/2026/08/10/passive-income-research</id><content type="html" xml:base="https://houchi-unyo.com/2026/08/10/passive-income-research.html"><![CDATA[<p>自動売買(<a href="/2026/08/05/start.html">実弾記録の経緯はこの記事</a>)とは別に「不労所得っぽいものも作れないか」と思い、AI に調査チームを6つ立ち上げて
アフィリエイト・アプリ開発・Kindle出版・YouTube・ストック素材あたりの「実態」を
調べさせました。条件は「成功者の自慢話ではなく、中央値で判断すること」。</p>

<p>結果、夢がなかったので共有します。</p>

<h2 id="中央値はどこもほぼゼロ">中央値はどこもほぼゼロ</h2>

<ul>
  <li><strong>アフィリエイト</strong>: 日本の調査で月1,000円未満が52.5%。Google のアップデートで「AI量産サイト」は狩られる対象になり、アフィサイトの71%が被弾</li>
  <li><strong>個人開発アプリ</strong>: ローンチ12ヶ月後の月収の<strong>中央値は50ドル未満</strong>。上位1%が収益の92%を独占</li>
  <li><strong>販売サイト(Gumroad)</strong>: 出品の44%は売上ゼロ。商品の中央値は「生涯売上」364ドル</li>
  <li><strong>Kindle出版</strong>: 3年で新刊が19.2倍に増えたのに市場の売上は8.9倍にしか増えていない(=1冊あたりの取り分が希釈されている)。AI製の本が新刊の半分を超えた結果です</li>
  <li><strong>YouTube自動化</strong>: 収益化に到達するのは3〜4%。今年に入って登録者計3,500万人分のチャンネルが一斉に収益化剥奪された</li>
</ul>

<h2 id="一番身も蓋もない発見">一番身も蓋もない発見</h2>

<p>AI で「作る」ことのコストがゼロに近づいた結果、<strong>作れること自体の価値もゼロに近づいた</strong>。
調査の中で何度も出てきた業界の合言葉がこれです:</p>

<blockquote>
  <p>Distribution is the moat.(堀は流通である)</p>
</blockquote>

<p>つまり稼げるかを決めるのは制作能力ではなく、「見てくれる人を既に持っているか」。
インフルエンサーが何を売っても売れて、無名が何を作っても売れないのは、そういう構造でした。</p>

<h2 id="それでもこのブログが存在する理由">それでもこのブログが存在する理由</h2>

<p>じゃあなぜこのブログを書いているのか。調査の結論部分を引用します:</p>

<blockquote>
  <p>唯一の構造的優位は、自動売買システムの実弾運用成績という「AIには生成できない一次情報」を
毎日自動で生産していること。</p>
</blockquote>

<p>要するに、<strong>うちには毎朝勝手に生成される本物のデータがある</strong>。それをそのまま出す
(実際の数字は<a href="/results/">成績ページ</a>と毎週の週次記事で公開しています)。
これが AI 量産コンテンツの洪水の中で唯一残っている椅子らしいです。
なお AI の試算では、それでも「月数千円〜1万円が現実的上限」とのこと。夢がない。
夢がないのは誠実の証だと思うことにしています。</p>

<hr />
<p><em>本記事は投資助言ではありません。詳細は<a href="/disclaimer">免責事項</a>をご覧ください。</em></p>]]></content><author><name>かねもちの人</name></author><summary type="html"><![CDATA[自動売買(実弾記録の経緯はこの記事)とは別に「不労所得っぽいものも作れないか」と思い、AI に調査チームを6つ立ち上げて アフィリエイト・アプリ開発・Kindle出版・YouTube・ストック素材あたりの「実態」を 調べさせました。条件は「成功者の自慢話ではなく、中央値で判断すること」。]]></summary><media:thumbnail xmlns:media="http://search.yahoo.com/mrss/" url="https://houchi-unyo.com/assets/ogp.png" /><media:content medium="image" url="https://houchi-unyo.com/assets/ogp.png" xmlns:media="http://search.yahoo.com/mrss/" /></entry><entry><title type="html">「自分のコードを攻撃しろ」とAIに命じたら、実弾投入前に致命的バグが6件見つかった</title><link href="https://houchi-unyo.com/2026/08/10/red-team.html" rel="alternate" type="text/html" title="「自分のコードを攻撃しろ」とAIに命じたら、実弾投入前に致命的バグが6件見つかった" /><published>2026-08-10T23:00:00+09:00</published><updated>2026-08-10T23:00:00+09:00</updated><id>https://houchi-unyo.com/2026/08/10/red-team</id><content type="html" xml:base="https://houchi-unyo.com/2026/08/10/red-team.html"><![CDATA[<p>うちの自動売買システム(<a href="/2026/08/05/start.html">経緯はこの記事</a>)は、来週にも実弾(といっても1万円)を投入する予定です。その前に
AI に「トークンを惜しまず、この戦略(<a href="/2026/08/10/strategy.html">中身はこちら</a>)とコードを徹底的に精査し直せ」と頼みました。</p>

<p>AI は調査チームを4つ立ち上げました。最新の学術研究の調査、リスク管理の文献調査、
取引所の執行実務の実測、そして<strong>自分自身が書いたコードへの敵対的レビュー(red team)</strong>です。</p>

<h2 id="見つかった致命的バグ抜粋">見つかった致命的バグ(抜粋)</h2>

<p>一番ヤバかったのはこれです。</p>

<p><strong>バグ1: 実弾初日に、緊急停止装置が誤作動して全売却するはずだった</strong></p>

<p>システムには「30日で25%以上損したら全部売って止まる」という緊急停止装置(キルスイッチ)が
あります。ところがその損益計算が、口座の「生涯の入金累計」を参照する実装になっていた。
自分の口座には昔入金した30万円の履歴があるので、システムはそれを「30万円あったはずの資産が
1万円になっている。<strong>-4800%の大損失だ!</strong>」と誤認して、実弾初日に全売却して停止する
運命でした。実に間抜けな最期です。回避できてよかった。</p>

<p><strong>バグ2: 口座にある「自分の資産」と「ボットの資産」を区別していなかった</strong></p>

<p>もし口座に自分が個人的に持っているビットコインを置いていたら、ボットはそれを
「自分の建玉」と誤認して勝手に売りに行く実装でした。他人の財布に手を突っ込むな。</p>

<p><strong>バグ3: 障害が起きると、通知もせず黙って死ぬ</strong></p>

<p>エラー処理がなく、APIが一瞬こけただけでプログラムが静かにクラッシュして、誰にも
知らせない設計でした。「静かな失敗」は無人システムの一番の敵です。</p>

<p>他にも「取引所が2月に手数料体系を変えていたのに古い前提で計算していた」
「指値注文が約定しなかった場合の追撃処理がない」など、計6件。全部修正され、
同じバグを二度と入れないためのテストも追加されました。</p>

<h2 id="教訓">教訓</h2>

<p>AI がコードを書く時代、「動くものを作る」のは簡単になりました。でも
「<strong>お金を扱って壊れないものを作る</strong>」のは別の仕事です。今回の6件は、AI に
「自分を疑え」という仕事を明示的に発注しなければ、実弾で発火するまで
見つからなかったはずです。</p>

<p>作った本人(AI)とは別の目で攻撃させる。人間のソフトウェア開発で言う
コードレビューと同じことが、AI 相手でも同じくらい効く、という話でした。
この「自分を攻撃させる」発注のやり方は、<a href="/2026/08/14/howto-full-guide.html">丸投げ手順の完全ガイド</a>のコツ4に入れてあります。</p>

<hr />
<p><em>本記事は投資助言ではありません。詳細は<a href="/disclaimer">免責事項</a>をご覧ください。</em></p>]]></content><author><name>かねもちの人</name></author><summary type="html"><![CDATA[うちの自動売買システム(経緯はこの記事)は、来週にも実弾(といっても1万円)を投入する予定です。その前に AI に「トークンを惜しまず、この戦略(中身はこちら)とコードを徹底的に精査し直せ」と頼みました。]]></summary><media:thumbnail xmlns:media="http://search.yahoo.com/mrss/" url="https://houchi-unyo.com/assets/ogp.png" /><media:content medium="image" url="https://houchi-unyo.com/assets/ogp.png" xmlns:media="http://search.yahoo.com/mrss/" /></entry><entry><title type="html">運用1週間目: AIは「何も買わない」と言っている</title><link href="https://houchi-unyo.com/2026/08/10/week1.html" rel="alternate" type="text/html" title="運用1週間目: AIは「何も買わない」と言っている" /><published>2026-08-10T21:00:00+09:00</published><updated>2026-08-10T21:00:00+09:00</updated><id>https://houchi-unyo.com/2026/08/10/week1</id><content type="html" xml:base="https://houchi-unyo.com/2026/08/10/week1.html"><![CDATA[<p>全自動売買システム(<a href="/2026/08/05/start.html">経緯はこの記事</a>)の1週間目の報告です。結論から言うと、<strong>うちのAIは1週間ずっと何も買っていません</strong>。</p>

<h2 id="今週の成績仮想資金でのテスト運用">今週の成績(仮想資金でのテスト運用)</h2>

<p>毎朝9時すぎ、クラウド上でシステムが自動で走り、3つの戦略を並走させています。</p>

<table>
  <thead>
    <tr>
      <th>戦略</th>
      <th>判断</th>
      <th>評価額(1万円スタート)</th>
    </tr>
  </thead>
  <tbody>
    <tr>
      <td>本命(トレンドフォロー)</td>
      <td>ずっと現金待機</td>
      <td>10,000円(±0)</td>
    </tr>
    <tr>
      <td>比較用(シンプル版)</td>
      <td>ずっと現金待機</td>
      <td>10,000円(±0)</td>
    </tr>
    <tr>
      <td>ただ積立(ベンチマーク)</td>
      <td>初日に全額購入</td>
      <td>10,103円(+103円)</td>
    </tr>
  </tbody>
</table>

<p>「え、ただ積立に負けてるじゃん」と思った方、正しいです。今週はそうなりました。</p>

<h2 id="なぜ買わないのか">なぜ買わないのか</h2>

<p>本命戦略のルールはシンプルで、「価格が過去100日・150日・200日の平均線より上にあるときだけ買う。
下にあるときは現金で待つ」というものです(実際はもう少し細かいですが骨子はこれ)。
戦略の全体像と選定の根拠は<a href="/2026/08/10/strategy.html">別記事</a>にまとめています。</p>

<p>今のビットコインは、この3本の平均線<strong>すべての下</strong>にあります。年初の1,369万円から
1,010万円まで下げてきた下落トレンドの真っ只中だからです。だからシステムは「今は買う場面ではない」
と判断して、ひたすら現金で待っています。</p>

<p>過去データの検証では、この「下落中は買わない」だけで、直近3年のイーサリアムで
「ただ積立なら年率-14%の損失」が「+7%の利益」に反転しました。要は、
<strong>このシステムの仕事の9割は「買わないこと」</strong>です。地味すぎる。</p>

<h2 id="aiが書いた週次レビュー">AIが書いた週次レビュー</h2>

<p>月曜の朝10時に、AI が自動で今週のレビューを書いていました。抜粋すると:</p>

<blockquote>
  <p>実行状況: 5営業日すべて成功、記録の欠損なし。
価格がSMA3本すべてを下回っており、トレンドフィルタが全OFF(=フルキャッシュ)となるのは
設計通りの正常動作。</p>
</blockquote>

<p>自分は月曜の通知を眺めただけです。来週も何もしません。(→ <a href="/2026/08/17/week2.html">2週間目の報告</a>)</p>

<hr />
<p><em>本記事は投資助言ではありません。詳細は<a href="/disclaimer">免責事項</a>をご覧ください。</em></p>]]></content><author><name>かねもちの人</name></author><summary type="html"><![CDATA[全自動売買システム(経緯はこの記事)の1週間目の報告です。結論から言うと、うちのAIは1週間ずっと何も買っていません。]]></summary><media:thumbnail xmlns:media="http://search.yahoo.com/mrss/" url="https://houchi-unyo.com/assets/ogp.png" /><media:content medium="image" url="https://houchi-unyo.com/assets/ogp.png" xmlns:media="http://search.yahoo.com/mrss/" /></entry><entry><title type="html">コードが読めない文系大学生が、AIに資産運用を丸投げすることにした</title><link href="https://houchi-unyo.com/2026/08/05/start.html" rel="alternate" type="text/html" title="コードが読めない文系大学生が、AIに資産運用を丸投げすることにした" /><published>2026-08-05T22:00:00+09:00</published><updated>2026-08-05T22:00:00+09:00</updated><id>https://houchi-unyo.com/2026/08/05/start</id><content type="html" xml:base="https://houchi-unyo.com/2026/08/05/start.html"><![CDATA[<p>はじめまして。文系の大学生です。プログラミングはできません。投資の知識も、正直ほぼありません。</p>

<p>そんな自分が今日から「全自動売買システムの実弾運用」を始めます。矛盾しているようですが、
種明かしをすると、<strong>自分は何もやっていません</strong>。AI(Claude)にこう頼んだだけです。</p>

<blockquote>
  <p>FXでも貴金属でもなんでもいいから、完璧な自動売買ツールを作ってほしい。
入金は月1万円。最終的には俺は全く触らなくてもいい感じで。</p>
</blockquote>

<h2 id="初日にaiがやったこと">初日にAIがやったこと</h2>

<p>頼んだのは午後でした。その日の夜までに、AI は以下を終わらせていました。</p>

<ol>
  <li><strong>調査</strong>: 日本で使える取引所・証券会社のAPI を全部比較(株は月1万円だと単元の壁で無理、FX の API は残高25万円の条件があって無理、消去法で国内暗号資産取引所の現物に)</li>
  <li><strong>戦略の選定</strong>: 学術論文を漁って「個人トレーダーの89%が4年で損失を出す」という統計から出発し、生き残る側に共通する「低頻度・低コスト・機械的」な戦略クラス(トレンドフォロー)を選定(→ <a href="/2026/08/10/strategy.html">この戦略の中身と根拠</a>)</li>
  <li><strong>実装</strong>: データ収集、過去8年分でのバックテスト、売買ボット、リスク管理(1回の発注は5万円まで、想定外の損失で自動停止、など)</li>
  <li><strong>無人化</strong>: クラウドに毎朝の自動実行を設定。AI 自身が毎週月曜に成績レビューを書く予約も入れていた</li>
</ol>

<p>自分がやったのは、質問に4つ答えたのと、取引所のAPIキーを発行して貼り付けたことだけです。
このとき使った依頼文と手順は、のちに<a href="/2026/08/14/howto-full-guide.html">完全ガイド</a>として全部公開しました。</p>

<h2 id="期待値の話ここが一番大事">期待値の話(ここが一番大事)</h2>

<p>AI は最初にこう言いました。「必ず勝てるツールは存在しません」。</p>

<p>バックテストによると、この戦略の主な効果はリターンを盛ることではなく、<strong>大暴落を回避すること</strong>
だそうです。国内取引所のビットコイン過去8年分(2018〜2026年)のデータでは、ただ積立して
いたら資産が最大71%溶けていた期間に、このシステムは最大49%で耐えた、という類の話。
(※ 検証データによって数字は変わります。2018年の大暴落を含む海外データ9年分での同じ検証では、
ただ積立の最大 -84% に対しこのシステムは -35% でした)
想定リターンはネット年率0〜10%。月利数%とかは無理だそうです。</p>

<p>「それなら普通にインデックス積立でよくない?」という正論も AI 自身が言ってました。
その上でこれをやる理由は、実験として面白いから。それと、AI がどこまで人間の仕事を
巻き取れるのかを、自分のお金で確かめたいからです。</p>

<h2 id="これからの予定">これからの予定</h2>

<ul>
  <li>まず2週間、仮想資金でのテスト運用(フォワードテスト)。毎朝自動で走ります</li>
  <li>テストに合格したら、実弾(最初は1万円)を投入</li>
  <li>成績は毎週、このブログでそのまま公開します。負けても書きます(→ <a href="/2026/08/10/week1.html">1週間目の報告</a>)</li>
</ul>

<p>続きます。</p>

<hr />
<p><em>本記事は投資助言ではありません。詳細は<a href="/disclaimer">免責事項</a>をご覧ください。</em></p>]]></content><author><name>かねもちの人</name></author><summary type="html"><![CDATA[はじめまして。文系の大学生です。プログラミングはできません。投資の知識も、正直ほぼありません。]]></summary><media:thumbnail xmlns:media="http://search.yahoo.com/mrss/" url="https://houchi-unyo.com/assets/ogp.png" /><media:content medium="image" url="https://houchi-unyo.com/assets/ogp.png" xmlns:media="http://search.yahoo.com/mrss/" /></entry></feed>