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bitbankのAPIを使った自動売買を、実際に毎日動かしている構成でまとめます。実装はすべてAI(Claude)にやらせ、私自身はコードを一行も書いていません。その過程で分かった「個人が2026年にやるならこう」という全体像です。ネット上の解説記事は2018〜2021年頃のものが多く、手数料などの前提が変わっているので、現行仕様で整理し直します。

なぜbitbankか(消去法の結果)

うちのAIが国内取引所を比較して出した結論は、おおむねこうでした。

  • 株は月1万円だと単元の壁があり、自動売買APIを個人が無料で叩ける環境がほぼない
  • FXの自動売買サービスは最低残高の条件が付くものが多い
  • 国内暗号資産取引所は口座・API無料、最小注文量が小さく(bitbankのBTC/JPYは0.0001 BTCから)、少額でも板に注文を置ける

つまり「月1万円・完全自動・金融庁登録業者」という条件を全部満たすのが、消去法でここでした。

手順1: APIキーの発行

口座開設後、メニューの「API」から発行します(口座がまだなら、年齢要件・必要書類・申込画面の順番はこちらにまとめました)。設定で重要なのは2点。

  • 権限は最小にする。 自動売買に必要なのは「参照」と「取引」だけです。「出金」権限は絶対に付けない。キーが漏れても資金を外に送金される事故だけは防げます
  • キーは環境変数やSecretsに置く。 コードに直書きすると、GitHubにpushした瞬間に世界公開されます(実際によくある事故です)

手順2: 実行環境はGitHub Actionsの無料枠で足りる

「自動売買=サーバー代がかかる」は、1日1回判定の低頻度ボットなら過去の話です。うちは毎朝9時すぎにcronで起動して、判定→発注→記録→通知までやって終了します。実行時間は数分なので、無料枠に収まります。自宅PCの電源は関係ありません。

秒単位で売買する高頻度ボットなら常時稼働のVMが要りますが、後述のとおり個人が高頻度に行くほど手数料と滑りで死にやすくなるので、低頻度から始めるのが合理的です。

手順3: 手数料を設計に組み込む(2026年の重要な変更)

2026年2月2日から、bitbankのBTC/JPYはメイカー0.00%・テイカー0.10%に変わりました(それまでのメイカー-0.02%のリベートはBTC/JPYでは廃止。XRPやETHなど主要アルトは引き続きメイカー-0.02%・テイカー0.12%)。出典は公式の改定告知と手数料ページ。

自動売買にとってこれは大きい変更です。

  • 指値(メイカー)で約定させる設計なら、BTC/JPYの売買手数料は実質ゼロ
  • 成行(テイカー)を多用する設計は、往復0.2%が毎回期待値から引かれる。年率数%を狙う戦略では致命的

うちのボットは原則post-only(必ずメイカーになる注文)で発注し、約定しなかった場合だけ段階的にフォールバックする設計です。

手順4: 安全装置を先に作る(いちばん大事)

動くボットを作るのは簡単で、壊れ方を設計するのが本番です。うちに実装させたのは:

  • 1回の発注上限額をコードに固定(私の場合は数万円)
  • 損失が閾値を超えたら自動停止するキルスイッチ
  • 異常時は取引せずDiscordに通知だけして人間を呼ぶ
  • 検証(ペーパートレード)に合格するまで実弾を入れない

実際、テストが全部通った状態から実弾を入れる直前の敵対的レビューで、初日に全財産を投げ売りするはずだったバグが見つかりました。この経緯は別記事に書いています。

自分でコードを書かない場合

この構成のコードを私は一行も書いていませんが、毎朝動いています。AIへの依頼の仕方は丸投げの完全ガイドにテンプレート付きでまとめました。成績は毎日ここで答え合わせしています。

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